2022年度第3四半期の決算資料からの情報です。
現在の楽天の構造はざっくりこんな感じ。
EC事業の利益584億円
金融事業の利益744憶円
楽天モバイル事業の利益-3,800億円
トータルで2,560億円の赤字。(前期は1,488億円の赤字)
モバイル事業がかなり足を引っ張っている訳です。
ニュースでは無料プラン終了でユーザーが解約しているとか、いろいろ言われていますが、実際はどうなんだ?今後はどうなんだ?というのを見ていきたいと思います。
どうなる!?楽天モバイル
楽天モバイルの契約者数は9月末時点で518万件。0円プランが無くなる6月末から28万件減っていますが、逆に言うとこの518万件は全て有料ユーザーに変わったということ。
「0円プランを廃止したけどユーザーは5%も減らなかった」というのが三木谷社長の胸中ではないでしょうか。
楽天モバイルの武器は、通信網を仮想化、自動化などの最新技術を活用し、他の携帯電話会社よりも設備投資が40%、運営費用が30%低いということ。
つまり価格戦略で攻めるってこと。
そしてもう1つの武器が「楽天経済圏」
楽天カードの発行枚数が2,751万枚。その半分の1,303万口座が楽天銀行に開設され、836万口座が楽天証券にある。
現在の3大キャリアの契約者数はドコモ8,600万件、auが6,200万件、ソフトバンク&ワイモバイルが4,900万件。
この2つの武器を使って、3大キャリアから契約者を奪い、楽天モバイルは2,000万件くらいまで伸ばせるポテンシャルがある。
「基地局の整備も落ち着いてきた。ここからは攻めだ!5年で2,000万までいくぞ!」
三木谷社長はこういうことを考えているのではないでしょうか。
