マウスコンピューター。最近はTVCMで知っている人が増えたんじゃないかと思います。
業績も素晴らしくて右肩上がり。
| 年 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
| 売上 | 1,245億 | 1,373億 | 1,537億 | 1,741億 | 1,912億 |
| 営利 | 85憶 | 97憶 | 137億 | 158億 | 134億 |
DELL、HP、Lenovo、Appleなど世界規模の競合がいるなかで、どんな差別化をしているのか?
マウスコンピューターの差別化
最初は創業者がたった1人ではじめた、注文が入ってから秋葉原に部品を買いに行ってPCを組み立てる受注生産のビジネス。
創業からやっている「顧客の好みにあったPCを受注生産できること」がマウスコンピューターの強み。
しかし、DELLとかHPも全く同じ強みを持っている。
実際に、マウスコンピューターは過去に大変苦労した時期があった。
2008年に売上1,000億円を突破してから、売上は4年連続で下がり続けて、2012年には800億円までおちこみました。
もともと国内生産だったのですが、その当時は海外生産になっていて、不良と在庫の山だったそうです。
改善をしようと思ってもなかなかよくならない。
しかし地道に品質の向上と改善を改善を続けて、6年目から急激によくなっていったそうです。
その過程でもう1度、国内生産に切り替えていった。
長野県の工場で作っているんですが、1台のPCを流れ作業で作るんじゃなくて1人の作業者が1台のPCを最初から最後まで組み上げる。
だから注文を受けて3日で出荷できる。すごい速さ。
そして24時間サポート。これもコールセンター外注じゃなくて社内でやっている。
国内生産だからできる強みです。
いきなり出来たわけじゃない。6年かけて1歩1歩積み上げた結果ですよ。
本当はこっちを伝えたい
しかし、それだけじゃないんですよ。
マウスコンピューターで買う人と、DellやHPで買う人ってちょっと違うと思います。
マウスコンピューターはどっちかというと「あんまりPCに詳しくない人」だと思う。
特にデザインチームの皆さんは3社のWebページを見て欲しい。


PCを買う人は「〇〇をしたい」という目的があるからPCを買う。マウスコンピューターのページはそんな人にとってすごく買いやすい作りになっている。
これって我々も同じ。
洋服を買う人は「〇〇をしたい」「〇〇を解決したい」という要望がある。
要望に合ったコーディネートを提案して欲しいと思っている。
コーディネートはボトム、トップス、インナーの組み合わせだが、それぞれ良いものを選べばオシャレになる訳ではありません。コーディネートが大事。
Dコレはスタイリストがその人仕様にカスタマイズして組んでくれる。すごいサービス。
だけど、今はまだボトム、トップス、インナーを売っていると思う。
極端な言い方をすると「PCを買って動画を編集したい」という人にCPUやメモリ、グラフィックボードを売っているのと同じ。
お客さまの要望に応えきれていない、差別化がしきれていない。
ここからもう1歩踏み込んで、本当の強みをつくりあげたい。
そこを目指して何度も何度も繰り返し改善するんです。必ず成果は出ますから。
1歩ずつやりましょうよ!
