今日は「ファッションのトレンド」の話しをします。
10年くらい前なら今年はモッズコートだ。ダッフルコートだ。MA-1だ。みたいに分かりやすい「トレンド」があった。トレンドの在庫を積んでおけば売れてたけど、ここ5年くらいは社内でも「分かりやすいトレンドが無くなったよな」と言ってます。
しかしこの「トレンドがない状態」は世界レベルでみると当然で、むしろ今までの日本が特別だったと考えるのが正しい。
戦後の高度経済成長とベビーブームにのっかって百貨店、ショッピングセンターといった人が集まる場所への出店と、雑誌・メディアと一体となったプロモーション。毎シーズン業界をあげて新しいトレンドを作り煽るということを繰り返してきた。結果、ブランドの世界観やものづくりにおける独自性の追求、差別化が進まず、同質化が進んだ。モール中心だった頃の俺たちも全く同じ状態だったと言える。
それがSNSの浸透、価値観の多様化で消費者が先にグローバル化してしまい、アパレル企業側がおいてけぼりになっているだけ。「トレンドが無い」のは世界レベルでみると普通。我々もそこに気がつかなければヤバい。
ただし大きなトレンドは取り入れておかないといけない。オシャレである限りトレンドは絶対に取り入れなければならない。最近でいうとノームコア、ビッグシルエットという流れがあって、シンプルを基本として少しずつ装飾が増えてる。現状はそんな感じだよね。
こんな中で「俺はトレンド関係ないんで」って80年代バブルのような服装をしていたらヤバいでしょ。(ある意味尖った個性的なオシャレではあるが、我々が提案したいオシャレではない)
じゃあ我々が今やるべきは何なのか?ファンが求める商品を研究し、作り、ファンを喜ばせること。私たちのファンにたくさん売れる商品をつくること。そのためには俺たちが考える「Dコレらしいキレイめ」を定義することだ。Dコレらしさを出すことだ。
それを具体的にどう形にしていくかを今日の朝礼で購買部が発表していたわけなのです。来週の月曜も続くのでしっかりと聞いて理解を深め、各課の接客に落とし込んでほしい!
