歴史から資本主義を学ぶ❷

前回のつづき

産業革命で格差はなくなったのか?

産業革命により、能力、アイデア、リスクにチャレンジする行動力があれば誰もが成功できる世界になった。

農業以外に、工場などの働く場所ができたので、どんどん都会に働きに出るようになった。

土地を持っていた人たちからすると、農業をする人が減って年貢を得られなくなってしまったのです。

じゃあ、それで土地を持っている権力者が没落していったのか?

というと、そんなことはない。

昔からの権力者達は「資本」がありますから、鉄道、工場などに投資をして、変わらずに権力を手に入れます。

もちろん裸一貫で起業して、成功していく人も多くいましたが、産業革命でも完全に格差は無くならなかった。

結局、資本を持っている人が強い。これが「資本主義」の仕組みです。

今も格差は広がり続けている

今から30年くらい前にインターネットが生まれました。

「情報革命」です。

投資する先が鉄道や工場から、テクノロジーやITに変わった。

実はこの情報革命がさらに格差を拡大していると言われています。

デジタルの世界は土地や工場のように物理的制約がありませんから、格差はより大きくなります。

そして投資家は労働力を経費と見なし、そこには投資をしません。

世界レベルで見ても人々の給料は上がっていない

アメリカの平均給料は上昇し、日本は上昇していないなんてメディアでは言われているが、事実はちょっと違う。

アメリカの総資産の50%を所有しているのは、人口のたった1%。

それくらい格差が広がっている。

実はそういった特権階級を除くと、アメリカの給料は25年間上昇していない。

物価上昇の影響を考慮すると実質は60年間変わっていない。

それが事実です。

資本主義の世界ではこんなことが起きている。

実態経済とは関係なく、企業の株価や価値は上昇する。

資本を投資する側に回った特権階級は、どんどん豊かになる。

しかし実際の給料は変わっていないので、実態経済は下降していく。

それを問題視した頭の良い人は、資産を持っている人に「高税率」で「富の再配分」を行おうとする。

でも、いたちごっこみたいにもう100年以上もそんなことを繰り返して、何も変わっていない。

だったら、自分たちで行動するしかない。

正しく努力したもの、行動したものにはチャンスが与えられる

これは資本主義の良い側面。

幸い「情報革命」は、何も持たない者でもインターネットを使って、行動すれば、資金がなくても成功できる。

そのチャンスは産業革命の時よりも多い。

そして僕も情報革命にのっかって、皆さんを豊かにするチャンスを手に入れたと思っている。

ドラフトには他所の資本は一切、入っていない。つまり自由にやれるってこと。

僕は、日本国民全員を豊かにするなんて、到底できるとは思わないが、ドラフトに携わってくれた皆さんを豊かにすることはできると思っています。

貪欲は悪か?

「豊かさを求める」と言うと、今の時代、何だか悪いことのように聞こえますが、僕はそうは思わない。

貪欲は行動するためのエンジンです。

人が成長するためには能力や経験、経済的豊かさを求めて行動することが必要です。

ただし貪欲になるあまりに、お客さまの利益を損ねたり、悪いことをしてはいけない。

悪に手を染める弱さに打ち克つことができるならば、貪欲は必要です。

誰もが自己成長のために自分で決めて、当事者意識を持って、貪欲に行動する。

そんな少数精鋭の組織を作り上げていきたい。

ドラフトはそれを実現できる企業になれると思っている。

そうやって働くことが楽しい企業にしたい。

ドラフトが存在するのは

①お客様を幸せにするため
②従業員の皆さんを幸せにするため
③社会を幸せにするため

ドラフトが出来たばかりの頃から、そんな思いで経営をしています。

つまり、何が言いたいのかというと、皆さんに厳しいことを言うことがあるが、それは皆さんに豊かに、幸せになって欲しいからです。

親が子を想う気持ちと同じなのです。

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