大工の話しを聞いてそんなふうに思ったので書きます。
大工の技術取得方法は大きく3つに分けることができるそうです。
❶慣れて身につける
❷教えてもらって覚える
❸自分で学んで高める
❶「慣れて身につける」とは、いろんな道具を自分の手足として使いこなすこと。
❷「教えてもらって覚える」とは、親方や兄弟子から教えてもらうこと。
❶と❷がある程度身につくと、年季があけて職人として世の中に出られるが、みんなこの2つで終わってしまう。
ところが大事なのは3つ目の「自分で学んで高める」。つまり死ぬまで勉強だということです。これを怠るとその職人はやがて使い物にならなくなって食えなくなる。
大工の仕事は日々変わっていく。客層、材料、流通、仕事の内容、どんどん変わっていく。親方や兄弟子に教えてもらったことでも10年もたつと使えなくなる。30代で一生懸命勉強するから40代、50代でも食える。
これはどんな職業でも同じだぞと思った。
10代はそもそも初めてやることだらけだし、親や学校も教えてくれるので勉強、挑戦しなくても自然とそれなりに成長していく。
同じような感覚で20代で与えられた仕事、言われた仕事だけをこなすだけでいると30代になったときに、20代の時に勉強し挑戦した同級生と比べると、差がついていることに気がつく。
でもまだ遅くない。そこで気がついて頑張れば40代、50代になった時に十分に取り返せる。しかし差がついていることに不平不満や言い訳し続けるだけになってしまうと40代、50代になった時にはもっと差がついてしまう。
年齢をとるともう変わらないと言うけど、俺は人は気がついた時点で変わろうと行動すれば、いつだって変われるし追いつけると思う。本人が変わろう、変わりたいと意識するかどうかだ。
